2018〜書積〜

書を重ね、知を広げ。

7冊目 心の病は脳の傷 田辺功

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通っている整体の先生が貸してくださった本でしたが、まさかお借りしたその時に友達が鬱になっていたとは。と今思うとかなりタイムリーでした。

お話はドクターの松澤先生の経験を基に書かれていました。

タイトル通り、心の病は脳(扁桃体

の傷。つまり、傷が塞がれば病は治るということでした。心の病というのは鬱や統合失調症アルツハイマーなど様々ありますが、鬱と統合失調症は同じ病。必ず併発すると書かれていました。アルツハイマーはそれに、海馬の萎縮(記憶力の低下)が加わったもの。

そういった病の解消のためのキーワードとして、「バナナを食べて走れ」がありました。

食事と運動、これが1番大切だそうで、食事はバナナ、大豆、赤身が大事で、運動は縄跳びやランニングなど、手軽で毎日続けられるものがいいそうです。

精神科へ行くと、薬をただ処方し、改善が見られなければ、量を増やすという荒療治があるが、それには極めて批判的な立場を取られていました。

松澤先生はCTなどの脳内と写真を見て、科学的(客観的)に見て有効な治療を進めているそうで、多くの患者が精神病を克服出来たそうです。

【感想】

正直お借りした時は、あんまり役に立つことはないかなと思っていたけど、目の前の仲間がこんな状態になっていて、向き合うきっかけになりました脳内の専門的な話は難しいけど、具体的な事も書いてあり、読みやすく、是非実践したいと思えることばかりでした!

仲間は食欲の減退が著しく、バナナも食べてもらえませんが、スムージーでも作ってやろうかと思います!