9冊目 スタバではグランデを買え! 吉本 佳生
今月はギリギリの投稿になりました!なんとか間に合ってよかった。。
今回は古本屋で出会ったこの1冊。
名前からインパクトがあって、前から知っていたけど、読むにはいたらなかったもの。
すごーく身近な話を、経済の視点から専門的に解説してくれる本でした。
同じ商品が場所によって値段が違うのは何故か??それはお金以外のコストをかければ安くなるし、かけなければ高くなるというメカニズムがあるから。
テレビやカメラが段々安くなっていくのは何故か?それは規模の経済性が働いて、工場を建てて、何かを作って売るとすると、上手く行けばその利益で工場の費用を上回る。そしたら、値段を下げてもそれなり利益が期待できる。そんなことの連鎖が起こるから。
などなど、考えると確かになぜ?と思うことが多々あって面白かった。
そして本題のスタバではグランデを買え!は何故か??
グランデというのはショートサイズの倍の量であるが、実は値段的にはplus100円。ショートサイズを2つ頼むのとではかなり差が出ます。これが消費者のメリット。
経営者のメリットとしては、ショートサイズの提供とグランデサイズの提供とでは、労働者の負担を見ても大したことは無い。けど、100円多く手に入れることが出来る。しかも実はカフェのドリンク原価は販売価格の数パーセントにしか及びません。量が倍になっても、材料費の負担は全然軽いんですね。
だから個人的なオススメは、カップルでスタバに行った際には、彼女に合わせてドリンクをグランデにしましょう!!
ダイナミックさに男として良いとこを見せられるかもしれませんね!笑