2018〜書積〜

書を重ね、知を広げ。

2018-01-01から1年間の記事一覧

9冊目 スタバではグランデを買え! 吉本 佳生

今月はギリギリの投稿になりました!なんとか間に合ってよかった。。 今回は古本屋で出会ったこの1冊。 名前からインパクトがあって、前から知っていたけど、読むにはいたらなかったもの。 すごーく身近な話を、経済の視点から専門的に解説してくれる本でし…

8冊目 ぼくたちは習慣で、できている 佐々木典士

大型書店に行ったとき、パッと目に入ったのがこの1冊の本でした。 「継続は力なり」 よくある言葉ですが、言うほど継続することは簡単ではありません。 ですが、何かを成し遂げるときには、積み重ねが絶対必要なんですね。 まぁこれば難しい。 「意思が弱い…

7冊目 心の病は脳の傷 田辺功

通っている整体の先生が貸してくださった本でしたが、まさかお借りしたその時に友達が鬱になっていたとは。と今思うとかなりタイムリーでした。 お話はドクターの松澤先生の経験を基に書かれていました。 タイトル通り、心の病は脳(扁桃体) の傷。つまり、…

6冊目 AI vs 教科書の読めない子供たち 新井 紀子

職場の同僚に紹介してもらった本ですが、なかなか興味深く鋭い視点で教育に提言しているものでした。 【大まかな内容】 人工知能の研究は世界的にかなり進んでいて、身近なところではSiriやGoogleHomeなど、音声を認識して的確に表出をする機械が出来ている…

レ・ミゼラブル 感想

昨年度末に授業で扱う題材に決めたこの作品。原作を読み返すと、やっぱり映画がダイジェストにしか思えませんでした。 ヴィクトル・ユーゴー作の「ノートルダム・ド・パリ」も以前に読んだことがあり、通ずる箇所が何点かありますね。 まずは治安が乱れた時の…

5冊目 レ・ミゼラブル 下 ヴィクトル・ユーゴー

【あらすじ】 マリウスの住むアパートには、何人もの貧しい人が住んでいた。特に隣人のジョンドレートは度々マリウスの部屋に訪れ、お金を恵んでくれと物乞いをしていた。隣の部屋から聞こえてくる声などから、かなりの怪しさに耐えかねたマリウスは警察に相…

4冊目 レ・ミゼラブル 上 ヴィクトル・ユーゴー

3月の間に、授業のネタ探しのため書店に行くと絵本化されている事に気付いたレミゼ。 以前に原作を読んだことがあって、決して簡単ではない物語をどう噛み砕くのだろうかと、好奇心だけで手を伸ばす。 絵本を広げてまもなく、買う決心がついた。重度の子に対…

3冊目 アラジンと魔法のランプ 訳:川真田純子

アラビアンナイトの中の4つの物語の詰まったこの1冊。 今回はディズニー作品の『アラジン』の原作を探ろうと思い、こちらの本を読みました!原作とディズニー作品との違いも多々あり(下にまとめてます)、非常に楽しめました! 【あらすじ】 舞台は長安。アラ…

2冊目 向日葵の咲かない夏 道尾秀介

【あらすじ】 舞台は犬猫が脚の骨を折られ、石鹸をくわえられる不審死が続いていた街。事件は一学期の終業式の日に起こる。その日欠席したS君に手紙を届けることになった主人公のミチオ。学校が終わり、S君の家に着くと家には誰もいない様子。恐る恐る家の中…

1冊目 コーヒーが冷めないうちに 川口俊和

【あらすじ】 舞台は地下にある古く物静かなカフェ。 このカフェには時空を超えることが出来るという噂があり、連日客が訪れるのであった。 時空を超えるためにはいくつかのルールがある。決められた席、限られた時間などなど。 そしてこれらの条件の中で『…